生産・在庫管理

旧来の管理手法では、生産現場~出荷・流通における数量管理は、フローをリアルタイムに捉えることが非常に難しい業務でした。

これは、製品を製造する過程において、在庫はシステム化された在庫管理事務コンピュータの中でのみリアルタイムに把握され、各製造現場での生産設備はオンライン化されておらず、在庫の管理も紙伝票の回付によって管理されていたため、製品ロットが仕上がって、ケース・箱・パレット単位等になって初めて、システムへの入力管理の対象となっていたためです。

しかし、実際の仕掛製品のオンライン・リアルタイムな管理ができなければ、綿密な製造指示・生産数把握、少量多品種の製品製造、セル方式による生産性の向上などは実現できず、更には、製造業務自体の改善・改革などは到底不可能となります。

お客様が、業務の効率を向上させたいという課題や、生産や在庫の管理を高度化・改革したいという課題でお悩みの場合、弊社には、それらの課題を解決するソリューションとノウハウがございます。

実際には、生産設備のオンライン接続化・リアルタイム入力化や、生産統合管理製品群との有機的な情報連動によって、情報の流れが改善サイクルを作り出すことで、現業務の改善を図ったり、コンピュータの計算・処理能力を使って、人間の手では難しい高密度化・業務の改革などを、システム化で実現していきます。

ここでは、例として、無線ハンディを使ったリアルタイム在庫の管理と、製品置き場の管理方法改革の例をお示しいたします。

無線ハンディーによる生産管理・在庫管理

無線ハンディーによる即時処理

工場における難解業務のシステム化例
(加工・出荷 無線ハンディ使用で最適置き場管理(全体図))

上記全体図⑤の部分(製品置場の詳細図)

お客様事業への適用

 ここでは、一例としてご紹介させていただきましたが、詳細につきましては、具体的な課題をヒアリングさせていただきながら、適用方法・開発の考え方などを打ち合わせさせていただければと思いますので、ぜひ一度お問い合わせくださいませ。